風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

想い出すのは

おいしい!と牛肉を食べるとご満悦な祖母。

ご飯もおかわりする元気いっぱい。

にこにこしてるからトースターが汚れてても許しちゃおう。

 

*

 

12月ももう終わりが見えている。

いつもなら集まったりしてたなぁ、というのも今年はなさそうだ。

コロナもあったけど、ひとを集めていたハハがいないのだった。

 

毎年丁寧に、しかしぎりぎりになって作っていた年賀状。もう出せなくなっちゃったんだなぁ

 

ハハは字が上手で手が込んでいるので、年賀状のファンが結構いた。手紙を書くのが好きなひと。ひとりひとりに宛名を筆ペンで書くのは寝不足でもやっていた。

 

 

12月はいろいろ思い出す時期なのかもしれない

 

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いない時間がゆっくりと、でも確実に増えていく。

毎日ゆっくりそれを噛みしめる。

 

淋しさとともに生きている。

 

そんな2020年もあとわずかだ。