急ぎ足では気づかないこと
クリスマスといったら、全日本。
クリスマスといったらフィギュアスケート。
今日から開幕。
好きな選手はたくさんいるけれど、
この状況の中で、よくぞみんなここまでがんばって・・・!と、演技を見終わると涙目になる。
三原選手ー!魔法にかけられたよーー!
やさしさの意味を知らない人がいるなら、三原選手の演技を見せてあげればいいと想う。そのぐらい愛情深い演技。
軸のぶれない宮原選手のスピンがまた際立っていた。もう10回もあの舞台に出てるなんて、すごいよ知子ちゃん!涙
紀平選手の側転も軽々とするおそろしさ、坂本選手のスピード感、白岩選手のキレ、うぅ、みんなすごいぞ・・・(すごいしか言えない)
明日もがんばるんやで・・TVの前で泣きながら応援だ!
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職場でクリスマス会を開いている。
福祉という世界では、イベントはとてもおおきな意味を持っている。
季節を感じるための機会であったり、
がんばった後のおたのしみであったり、
みんなでわいわい楽しむじかんであったり。
とくにクリスマス会はどのひともなんだかわくわくしちゃう魔法を持っている。
当日の今日はみんなでお料理。
利用者さんと一緒にサラダの準備。
レタスを小さくちぎって、ざるにいれて、洗って、水をきる。
隣で一緒に作業しながら、玉から1枚ずつ葉を芯から取る。それだけでやったことない人からしたらとても不思議な感触だ。
買ったばかりのレタスはみずみずしく、芯の根本に力を入れると
「パリッ」と離れた。
その瞬間、
「あ、レタスってこんな音なんだな」と想った。
日常的に食事を作ることがあるわたし。もちろんレタスを何度も触ったことがある。
でも忘れていたのだ。
レタスの重さ、触り心地。芯の堅さ。葉脈の流れ方、葉の先のふわふわした感触。
いつものわたしは
こんなに丁寧にレタスに触れていなかった。
自分ひとりでやれば数分で終わることだが、
ふたりでじっくりじっくりちぎっていった。
時間は倍かかったけれど、
いつものスピードではきっと気づけれなかったなぁ
急ぎ足だと見逃してしまうこと、
たくさん教えてもらっている