風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

holidayは家族で

あと2日でクリスマスだ。

コロナ禍の中でもイルミネーションや赤と緑の飾りつけを、例年よりも小規模ながら目にしている。

 

 

欧米文化の中で、クリスマスというのはとても大きなイベントだ。

家族中が集まって、ご馳走を持ち寄りこどもたちははしゃぎながらプレゼントをあけ・・・というファミリーのイメージそのままのアクションを行っている。

 

今年はこの状況なので、ファミリーギャザリングはあまり行われていないのだろうか。

みんなでワイワイやるのが好きな人たちには、とてつもなくストレスだろうなと想った。

 

 

留学中は周りも学生が多かったためか、クリスマス期間は実家に帰省する人がほとんどだった。

わたしの住んでいた街は学生街だったため、クリスマス休暇になると街から人がごそっと減った。

でも、気づかなかったけど、実家に帰るのとか、親戚と顔を合わすのが苦手なひとも実はいるんじゃないか、と今ふと思った。

 

親戚での集まってわいわいやること、わたしはどちらかというと苦手なほうだ。

こどものころはぼーっとしながらごはんをほおばっていればよかったが、大人になると

やれ結婚はまだか、こどもは?将来どうすんだ?

と大体出てくる質問は同じだからだ。

別に悪気もなく聞きたいから聞いているだけ。それでも、なんだか重たく感じるのはなぜだろう。

 

 

こういう質問をされるくらいならキッチンの隅っこでエビフライを揚げている方がまだましだなぁと想ってしまう。そうすると、足がなんだか遠のいている。

 

 

コロナで逢いたい人にあえなくなった

逢いづらい人にあわなくてもよくなった

 

 

逢えないひとも、それぞれのしあわせをいのりつつ、自分の人生に集中しよう。

 

 

Happy holiday

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