呪いを解く方法
昨日、家族の持っている価値観について書いていたら、
毎日投稿の壇珠さんのnoteが、ドンピシャ!
わたしはあるとき自分のそれに自ら気がついたときに、大ショックを受けました。まさかまさか、祖母や母や自分が不平不満のプロだったとは。空気のように当たり前で普通でしかなかったことが、突然浮き彫りになって見えました。たしかにわたしは、いつもマイナス面に目を向けることが当たり前になっているじゃないか、なんてこった…!!!と思うと、膝から崩れ落ちるくらいのショックでした。
うぉぉ、わかる…!うなづきすぎて首がもげそう…
家族が文句やら愚痴やらを滝のように話すとき、わたしのこころは哀しみでいっぱいになってしまい、それをきいていた、また別の家族がいら立ちはじめ愚痴をいい・・・負の連鎖が止まらなくなっていくのが、辛く重たくて、
これを止めるには 家族が全滅するしかないじゃん
と本気で思っていました。
愚痴や不満ってきいてる人のパワーをこそぎ取っちゃう気がする。
もしくは聞いている人の愚痴に着火する。
そして自分も愚痴愚痴のDNAがしっかり持っているんだな、そういうおとなになるんだな、と想うとなんだか淋しい気持ちだった。家族を増やすことは不幸を増やすことだと想っていた。
その中でわたし自身が効果があったと認められる方法はたったひとつで、それはまずネガティブ面に目を向ける自分を、変えようとしないこと。その自分はもうそこにいるので、今から発達したネガティブセンサーを鈍らせるのは無理なのです。もうすっかりコナンくんだしホームズだし古畑だし。その面だけのIQがアインシュタイン超えだし。ものすごい年数のトレーニングを積んでいるので、そこがえらく発達してしまっているのです。
でも、大丈夫です。それによって思いつくことを「ただのひとつの見方でしかない」とちゃんと認識して横に置いておく。これが大事な大事なポイントです。それから、それと反対の面を見つけます。良い面、感謝できる面、嬉しい面、助かっている面、ありがたい面をどんどん見つけるようにします。こっちのセンサーは鈍っているので、心まで伴っては来ないかも知れませんが、発想だけでいいのです。発想だけでも、ネガティブ発見の反対側に飛ばしてみること。・・・(中略)・・・
まずは、ネガティブな自分の視点を、ただの一視点でしかないと認めること。それは変えようとしないで放っておくこと。相手にすると、もっとそちらばかりに意識が向いてしまいます。それから、その自分がいても、反対の自分の視点を発見して遊ぶこと。道徳的に「心を良い方に向けよう」と思うと難しいのですが、反対の視点を探してみるだけだと思うと。意外と、楽しいものですよ。ちょっと、見るだけだから、ね。というベタな誘いを自分に仕掛けてみてください。(笑)
壇珠さんの言うこの考え方は、持っている自分を無理に変えなくてもよくて(好きだろうが嫌いな自分だろうが)、ちょっと目線を変えるだけ。最初からできなくてもちょっとずつでいい。できるのかな?でも、ちょっと違う目線で居られるだけで、息がしやすくなるかもしれない。
遊ぼうっていうのがいいなぁ。そんな軽やかにできるのか分からないけど!
壇珠さんはいつもにんげんとして生きていることを楽しんでいて、見ていて聴いていてほんとうにうれしくなるし軽やかさがすてきだ。大好きな方。
わたしが壇珠さんになれるわけではないけど、真反対な視点を持つというのは自分でもやってみたい。自分の視点で遊べるって究極の娯楽だなぁ
でも、それを親子代々受け継いでいかずとも、自分の代で止めることができるのです。これは嬉しいですよね!!!ははははは、わたしたちは、血の呪いに勝つのです!!
この言葉を読んだとき、心の中がじんじんするぐらい響いたー嬉しかった。
ずっと家族の呪いを解く方法を20年近く探してきた。
その答えが自分の中にあったなんて!
自分自身に絶望しなくていいんだなぁ、と思うと涙
呪いをかけていたのは自分自身だったんだな
いま、目覚める