風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

きっと だいじょうぶ

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ふいに思い出した

こどもの頃

言葉のせかいがよくわからず 先生になにかを叱られ

せかいの居心地の悪さにおびえていたこと

何かに不満があっても表現ができず

ただただ悔しさを吐き出すため

頭を壁に打ち付けて 全身を引っ掻いていたことを

 

その時はそうするしか方法をもっていなかった

息の仕方もわかんなかった

 

 

時は経ちおとなと呼ばれるようになって

福祉というせかいに居る

 

むかしのわたしのように

ことばのせかいでもがいているひとたちがたくさんいる

 

そんなひとたちの背中をそっとさすりたい

むかしのじぶんをだきしめたいのかもしれない

だいじょうぶって伝えたいのは 内側に居るこどものじぶん

 

あのときのじぶんも めのまえのかれらも

だいじょうぶ と想えるあしたまで きっともうすぐ