風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

みえない

仕事場で出逢ったひと

わたしはあれこれと声をかける

忘れてるよー とか

あれしてね、これやってねー とか

 

言葉を使ってのコミニュケーションは限られているから、

 

伝わってないかな?と思い、何度も言おうとするけど、

 

ほんとはちゃんと伝わっていて、

動かないなぁ、と思ったら、すっとお願いしたことをやったりする。小さなこちらの変化を見て、声をかけてきたりする。

 

一方的に、言葉のコミュニケーションをしてるから相手も言葉で返すことを期待していたんだなと気づく。

 

それぞれのペースで読み取って、理解して、動く。

それだけなのに、

自分の伝え方に合わせるのが当たり前だと思っていたんだなぁ

 

表現の仕方も人の数だけきっとあって、

その可能性を伝えに、逢いに来てくれているのかもしれない

 

 

見えている世界はほんのほんの一部で、

見えてない世界・わかっていない世界の方がどこまでも広くて深いのだ