風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

惹きつけ文庫

わたしたちのいま

紫陽花が色づき始めているのを見るのが楽しい。ほんとに少しずつ、でも確実に変わっていくのだ。 時を同じくしてサボテンの花が咲いた。祖母のお友だちがわざわざ見せるために持ってきてくれたのだ。サボテンの花は1日しか咲かないから、せっかくだから見て…

存在がない時に「ある」

V.E.フランクルの「夜と霧」を完読した。図書館でもずっと貸し出し中だった本だった。何度かお話した方が、とにかく一度は読め人類、みたいなことを言っていた本をやっと手に取った。 去年からインプット欲が急上し、むさぼるように読んでいる。特に退職して…