風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

ちいさな

 

ちいさき秋を見つけにおでかけ

 

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はっぱの葉脈を見ていると

座禅をしているときを想いだす

 

すべての灯りと電気を消して

目を閉じて

呼吸だけに集中していると

手や足の毛細血管を血が流れているのが

ものすごいエネルギーで伝わってくる

 

きっとこのからだもひとつの社会なのだと想う

たくさんの細胞がわたしのなかに生きている  

わたしはちいさな命の集まりであり、ひとつのおおきないのちでもある

 

あぁ、ありがたい。

きょうも、生きてく。