風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

ショック療法から

あんなにコツコツ書いていた自分はどこへ行ったのか。旅に出たのだろうか。

1週間ぶりの投稿である。

あれ?11月とか毎日当たり前のように書いてたよね?ブログ書くことに生きがい見い出した、くらい言ってたよね?こやつ、ネタ切れか。

心のなかで冷たい目線を送る自分がいます。実は自分の目線って他者の目線より厳しい。言い分の内側もまるっとみられてるんだなぁ。

 

今月から整体に通い始めた。身体の不調にいい加減向き合わないとなぁ、とやっと重い腰を上げた。後回しにしていたツケが来たのか、朝から晩までずっと肩こりが気になっていた。

痛くない、根本から治す!とホームページにでかでかと書いてある整体院にした。

わたしのはきっと筋金入りのコリだから、一から治さなければ変わらないと思ったから。

 

 

笑顔が派手な先生に挨拶後、色々調べてもらう。

唾液アミラーゼ検査でストレスチェックを行った。

唾液の中にある消化酵素のアミラーゼの量を測り、多ければ交感神経が刺激されておりストレス度が高い、ということだそうだ。

「はいこれくわえててねー」

(・・・え、これで何が分かんの・・・??)

頭の中に?が浮かびすぎていたのが作用していたのだろうか。

結果がでて先生は「あぁー」と苦笑いをしている。

「かなりストレス溜まってるね。」

測定値が30KU/Lがストレスがない、30-45がややストレスがある、40-60でストレスがある、61以上でストレスがかなりある、ということだが、私の結果は

150を超えていた。

 

・・・はい?

数字、まちがってねぇか???ギャグ?故障?ドッキリ???

思わずあははー、と笑ったけれど、ストレスの基にはなんとなく気づいていた、ずーーっと前から。数値にはショックだったけれど、ほんとは誰かにバシッと言われたかったのかもしれない。真正面から頭を叩かれないと、動かしている手足を止めらなくなっていたんだろう。

もちろん1回の数値でどれほどの正確性なのかは分からない。交感神経は直前に体を動かしたりすることでも上がるし、環境によっても変動する可能性がある。ただこの結果を見て、納得できたことは、現状に対して自分の本音を引き出すのに十分だったということだろう。

 

やさしくしなくて、ごめんね。

家に帰って気持ちが落ち着いてから少し涙がでた。

エネルギーを日々使って使いまくって、自分のことはおざなりだったんだなぁ。

そうしろと誰一人言ったわけではないのに、自分で自分を責めて鞭を打っていた。

決して器用ではなく体力もない中で、ザど根性でなんとかやってきた気がする。

からだはそれに疲れてきていたようだ。ずっと走りっぱなしだったもんなぁ。

 

わたしはわたしをたいせつにする、とそれだけ新たに決めた。

(何回か口にしている気がするのに、きづけば道がそれていくのは何故なのだろう・・・・)

甘やかすのでも怠けるでもなく、たいせつにするってどうしたらいいのだろう。

今できることは、栄養を取ること。自分の時間と空間を確保すること。自分を観察することの3つだろうか。

 

 今できることを少しずつ。そんな風にやってみよう。

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