風の停留所

母の看取りをきっかけに意識や生と死について探究しています。内側に湧いたものを表現する練習中です。

You were blessed

たいせつな一日。

おとなになってからも誕生日はやっぱりケーキ。

亡くなってからも、変わらず。

 

去年は米粉のミルクレープだったな。一晩寝かせたらパッサパッサになっちゃってた。

今年も懲りずレモンチーズケーキを焼いた。砂糖控えすぎて、甘味が25m先で必死に手を振っている、みたいな味になった。うーん、お菓子はやっぱりちゃんと測らないと。

 

なんの信仰でもないけれど、創ったケーキは写真の前へ。結局わたしが食べるのだけど、見せるだけでも見てもらいたくなる。手作りだから、ゆるしてね。

 

 

 

自分の誕生日も色々想う日だけれども、ハハの誕生日も嬉しい日だ。

ハハが生まれてきたから、自分もこうして甘くないケーキを食べていられるのだ。

亡くなってから、むかーしの、こども時代のハハの写真がでてきた。

かわいかった。

悩んだあれこれの話も少しきいた後は、タイムカプセルに乗って、リトルハハに逢って頭をなでてあげれたらな、と想った。

 

じめじめ悩んだり、ひねくれたり、おちゃらけてたり、そんな不器用な人生を歩んできたと想ったら、やっぱり愛おしくなった。

 

 

居なくなってからも、たくさんもらっている。

あなたのおかげでわたしは、泣いてるし、怒っているし、笑っている。

傷ついているし励まされている。

意味なんてなんもいらないと想いながら、意味を見出し続けている。

そして今も生きている。あなたのおかげだよ

 

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