【1年後のレビュー】わたしをみつめて①
1年前、学生時代の友人から数秘セッションというものを受けた。今日は受ける前と受けた後のことについて、一年越しに書いていきたいと思う。
彼女は同じクラスになった時に、思わず声をかけるぐらい、なんだか吸引力のある(?)、存在感のあるひとだった。クラスで一人で居ても、なんだか光ってみえるぐらい、目立っていた。一言もしゃべらなかったのに。
出逢った時から、「この人は世界に伝えることをしにきたのだな」と想った。こころの奥の方まで響くことばを綴り、みえなかった光も影もあらわしているようなひとだ。
そんな彼女がSNSで潜在数秘術のセッションやります!とアナウンス。
やりたい!と即答。震えながらもすぐに返事をした。
数秘術とはもともと古くは古代ギリシャ、ピタゴラスが起源だとか。生年月日や姓名からから宿命を観る方法だそう。
数秘術にも色々あるようですが、彼女が扱うものは"数字が表す特性をどう人生に生かすか、内面の悩みにどう向き合うかのヒントに"というもの。
でも始まるまで、全く、全くピンときていなかった。
当時は精神的に脆く、どっちを向いているかよく分からないまま走り続けているようだった。
そんな中で今の自分をショック療法のように、ズバッと誰かに切って欲しかった。
セッションが始まってから、ナンバーを見ていく前に言葉がなかなか出てこないながらも、自分が今感じていることをひたすら話し続けた。
話が終わると、彼女は「今言ったことがそのまんま数字に出てるよ」と言った。
本当にそのまんま、自分の大切にしている価値観、葛藤が現れていた。
言葉が出るより、先に涙がでた。
わたしのいのちはずっと知っていたようだ。
わたし自身のことを。
ハハを見送った瞬間から、これまでの価値観が突風に吹き飛ばされたように、
わたしは空っぽになった
分からない、とひたすら繰り返しながらも、これからは違う、変えたいとこころの中で叫んでいた。
生きることに、向き合いたくて
自分を 生きたくて
そんなわたしを彼女は静かに見守った。
わたしのことを、一緒に高い高い空から見つめているようと声をかけてくれた。
わたしは、頑張って走っていた。
まるで、サイズが合っていないぶかぶかの靴を無理矢理履いて歩いているようだったのかもしれない。
無理に頑張ってきたことでさえ、気づいていなかった。
姿勢がだんだん曲がってしまうように、生き方も合わない中でもがくうちにねじれてしまったのかもしれない。
でもいつだってスタートしていい。
修正していいのだ。
その時の最善に舵を切ればいい。
わたしの始まりの日だった